生徒

失敗してほしい

本日は、
午前中にコンクールの補講レッスン。

午後からはコンクールの曲決め。

夜には自分の練習時間を確保したい!
と思いながら、ブログを書いています笑。
(現在15時)

教室には年間カレンダーがあって
レッスン休日が決まっているのですが、

そのお休みを使って振り替えや補講を行うため、
ほぼ毎日レッスンをしています。

生徒に会うということは、
保護者様にも毎日会うということで・・

私としては、
お子様に対する様々な思いを感じるわけです。

本日は、そんなお話をします。

  定規は使わないこと!

先日、生徒のお母さまから

子供が定規を使わないでいいって
言うんです。
先生にそう言われたというのですが、
本当に使わないで良いのでしょうか?

とお問い合わせメールをいただきました。

教室では、ドリルやワークを使用して
楽典の勉強をしています。

その中にある、音符を書く問題。

音符の棒を、定規できっちり書いていた生徒がいたのです。

はい!音符は定規を使わずに書いて大丈夫です。
はじめはヒョロヒョロになったり、曲がっていてもかまいません。
だんだん上手になれば良いと思っています。

これが私の返信です。

まっすぐな線を書けないから、定規を使う。
音符をきれいに書いて欲しい。

そんなお母さまの気持ちは、
めちゃくちゃ分かっているのです。

でも、私としては
経験しないと成長しない!
と思うので、たくさん失敗させたいのです。

音符の見た目をととのえるより、
線を引くときの筆圧、
肩やひじ、手首の脱力、
玉のどこへ付けるのか?空間認知、など
いろんな力を身につけて欲しいのです。

失敗していいじゃん!
上手に出来なくいいじゃん!
生徒に考えさせようよ!

と思うのです。

近くで見守ってあげられる時期だからこそ、
失敗をさせましょうよ。
困ったときに手を差し伸べられる時期だからこそ、
先回りして手を貸さないようにしましょうよ。

保護者様のお気持ちも分かるので、
強くは言えません。。。

でも、これが私の考えです。
今のうちに失敗させましょうよ。

バランス

今まで関わった生徒さんの
保護者様との関係をみると、

手出し口出しをしないご家庭の方が、
子どもが自立している。
自分で考えて練習できる子が多い。

手出し口出しをしているご家庭は、いつまでも
「ママのせい」
「ママが言ったから」
と他人のせいにする子が多い。

非難しているつもりはありません。

私が関わってきたご家族から受ける実際のイメージです。

関わり方のバランスって難しいですね。

レッスンでのバランス

以前のわたしは、
手出し口出し、先回りをする先生だったと思います。

でも、ある時から
このままでは私はずーっと大変だ。
と思うようになりました。

そこからは、
「生徒に考えさせるレッスン」
を意識してきました。

私のレッスンはシンプルです。

  1. 弾く
  2. 問う
  3. 考える
  4. 工夫する

1~4のくりかえし。
今では、自分の言葉で答えられる子が増えてきました。

言葉が出てきたら、音楽へのイメージも湧いてきますね!

これからも、工夫しながら
楽しいレッスン、生徒が自立できるレッスンを目指したいと思います。

それでは、続きはまた今度。
良い時間をお過ごしください♡

最後まで読んでいただきありがとうございます!


-生徒

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