研修会

今井顕先生と学ぶブルグミュラー

6月からスタートした
東音企画によるブルグミュラー勉強会。

5回シリーズのうち4回目の講座を見終わりました。

そうです!
オンライン&アーカイブで学ぶことができます。

以前から受講したいと思っていたのですが、
リアルタイムでの講座はタイミングが合わず、
今回のアーカイブ受講は大変助かってます!

  受講の理由

かつて私も通った楽譜。
ブルグミュラー。

私が過去に使用した楽譜と、
今井先生が校訂された楽譜は違う!!

何が違うのか?

今井版は、ブルグミュラーが記した原典版による
アーティキュレーションスラーが書いてあるのです!

アーティキュレーションスラーは、
フレージングスラーと違い、
作曲者の感じる抑揚や表情を短いスラーで表したものです。

今井先生の言葉を借りると、


自筆譜での発見は、
そのとき作曲者の心に響いたんじゃないか?
という音に立ち会える宝物の瞬間


とお話ししてくださいました。

フレージングスラーが多用された時代に
細かく書かれたアーティキュレーションスラー。

ブルグミュラーの
曲への、学習者への想いを感じます。

そんな原典版ともいえる今井版の講座を
ご本人から受けられるなんて贅沢だと思いませんか?

校訂者の解説を聞ける講座に
魅力を感じて申し込んだんです。

本当に!アーカイブ受講があって良かったー♡

今井版ソナチネアルバム

実は、今井先生はソナチネアルバムも校訂されています。

時代とともに加工されてしまった楽譜を
作曲家の想いに近づける作業。

以前、ソナチネアルバムを校訂された経緯を話されていて
非常に面白いと感じたんです。

今回の講座も、
バッハやショパンの原典版を例に説明してくださり
言葉による抑揚のつけ方などを興味深く学んでいます。

教えるということ

講座を受けると、


あーーー!!勉強不足やなぁ・・

と思います。
だからこそ学ぶのですが、

生徒がいるからこその学びなんです。

自分がやってきたことだけでは
指導はできない。

学生の頃は、
ピアノ弾いて、試験受けて、コンクールに出て、
それで勉強していると思っていました。

生徒をもって始まる学びもある、
教えるための学びが自分も成長させてくれる。

生徒ちゃん、一緒に成長しようね。

学びばっかり続いておりますけど。。。笑

18の練習曲

最後に、
ブルグミュラーといえば25の練習曲が有名ですが、

18の練習曲も名曲揃いなんですよ!

発表会でも曲映えする
うっとりメロディをシェアして終わりにしますね。

本日も、ブログを読んでくださり
ありがとうございました。

続きはまた今度!さようなら~♪

ゴンドラの船頭歌(18の練習曲より)

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