日常

Bruce Liu×FAZIOLIと経験値

こんばんは、こばえゆうこです。

最近、思うことなのですが・・・

心が歌っている生徒と、そうでない生徒、
何が違うのか?

理由は色々あれど、
いちばんの違いは
「音楽の経験値」
ではないかと思います。

本日は、そんなお話です。

  皆さんにお聞きしたい!

このブログを読んでくださっているあなたは、
音楽を聴いて感動したことがあるでしょうか?

感動したり、感嘆したり、
体験しないと芽生えない感情ってありますよね。

音楽の経験値が高い生徒さんは、
自宅で音楽を聴き、演奏会にも行って、
心が動く体験をしています。

経験が少なく、
自分の中に「目標の音楽」が無ければ
何が正解なのか?
どんな道を通ればよいのか?
さまよい続けると思うのです。

憧れのゴールを知らないまま練習するので、
楽譜をパズルのように組み立てていく。

その作業は、音楽じゃなく数学のよう。
心でなく頭で弾いています。

習いはじめは、出来なかったことが出来るようになって嬉しいと思うでしょう。
ただその先に心がついてこないと、ピアノを習うことに喜びは感じないかも知れません。

だから、

音楽を聴かなきゃいけないんです。
色々な音楽を自分の中にインプットしないと『好き』の判断ができない。

音楽の情報を多く取り入れて、やっと

「好き」だから
「あんな音が出せるようになりたい」

「凄い!」だから

「あんな速弾きが出来るようになりたい」

という感情が動くんじゃないかなぁ、と思います。

ピアノを弾いて感情が動かない生徒さんは、
まだ情報量が足りない。

学校で芸術鑑賞の時間があるのも
子どもの心を育てたいからですよね?

私は、生徒さんにもっと音楽を経験して欲しいなぁと思います。

クラシックに限らず、
どんなジャンルからでも良いんです。
まずは知ることから始めましょうね!

な~んて、

偉そうに言っている私も経験値をもっと増やさないといけないんです💦

なので、なるべく知らない音楽を聴いて
ホールにも足を運ぶようにしています。

先日は、ワルシャワフィルの演奏会へ。
ソリストはブルース・リウさん。

昨年来日した際はショパン ピアノ協奏曲1番、今回は2番を演奏。
前回と同じくファツィオリ社のピアノを持ち込まれていました。

ブルースさんが弾いたから?
ファツィオリだから?

判断は出来ませんが、
ブルースさんが弾くファツィオリは
オケの上で浮き立ち、ピアニッシモも輝いていました。

久しぶりにオケに埋もれないピアノを聴けて
ブルースさんのファンに♡

知ったからには
『あの音を出せるようになりたい!』
練習の目標がひとつ増えました。

さぁ、私も音楽をインプットして自分の技術も磨いて
生徒さんに還元できるよう経験値を高めていきます!

では、また。

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